豊橋で小学校児童が熱中症
まだ梅雨も明けきっていませんが、7月に入りじめじめと暑い日が続いていますね。暑い時期になると毎年ニュースになるのが熱中症です。7月20日愛知県豊橋市では、2人の児童が学校で熱中症になってしまいました。炎天下での体育の授業後だったとのことです。
愛知県豊橋市で20日、いずれも小学校高学年の男子児童1人と女子児童1人の2人が体育の授業後に体調不良を訴え、熱中症の疑いで救急搬送された。市教委によると、2人は軽症という。 2人は別の学校に通う児童。午前中に屋外で体育の授業を受けた。1人は点滴を受けて回復後に、もう1人は水分補給後に帰宅した。
https://www.chunichi.co.jp/article/91959
2人とも症状は軽いとのことです。この日は非常に暑く、豊橋市の気温は31.7度で今年最も気温が高い日でした。
気象庁によると、今年の7~9月は猛暑になりそうであるとのこと。確かに7月には気温が急に高くなり、大人も暑さで体がだるくなってしまう時がありますよね。
今回の愛知県児童のケースの他にも、すでに熱中症で運ばれた患者が全国で7884人も出ているのです。
他人事だと思わずに、きちんと熱中症対策をしなくてはいけませんね。
今年は熱中症になりやすいので注意
医師によると今年は熱中症のリスクが高いとのことなので、暑さ対策を心がけて熱中症には気をつけましょう。
今年は特に、新型コロナ対策で暑い日でも多くの人がマスクをつけているので危険度が高いです。大人の場合、暑さで倒れるというよりも、マスクを常につけることよって水分補給が不足することで脱水症状になる傾向があるようです。
面倒がらずに、こまめな水分補給を心がけましょう。
「外出自粛で体が暑さに慣れていないことに加えて、マスク着用で例年以上に熱中症の患者が増えると思う。梅雨が明けて炎天下になると危ないですね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/25778a6c0c1cacf22cb1934c5e15eda4de7e4ef6?page=1
今年は新型コロナ対策で、仕事はリモートワーク・在宅だったり、保育園は登園自粛などで全体的に外に出る機会が少なく、体が暑さに慣れていません。そのため、熱中症には注意が必要です。そして特に、暑さで体温の上がりやすい子供は要注意です。
胸郭が未発達のため、マスクの着用で呼吸への負担が増し、体力を消耗しやすい。また子どもは、息を吐くことで体温調整している面があり、マスクによって熱がこもり、体温が上昇しやすくなる恐れがあるという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/25778a6c0c1cacf22cb1934c5e15eda4de7e4ef6?page=1
子供は遊びに夢中になると、水分補給を忘れてしまったりしますよね。また、体調が悪くても周囲に遠慮して言い出しにくいこともあります。そのため、なるべく周囲の大人が子供をよく観察し、気軽に休みやすい環境をつくってあげましょう。
熱中症になった場合の対処
それでは、もしも自分や周囲の人が熱中症になったらどのように対応したらいいのでしょうか?
3つのSTEPで簡単にまとめました。
①症状の確認(意識が無い&朦朧としている場合は救急車を呼ぶ)
②涼しい場所へ移動する。(日陰や室内に移動。衣服を緩める)
③意識がある場合は水分を補給する

できる限り、熱中症で限り倒れてしまう前に早めに対処するのが最善の方法です。めまいやふらつきを少しでも感じるようであれば、無理せずすぐに涼しいところで座って休みましょう。
今年の夏は水分補給と熱中症対策を心がけて、健康に過ごしましょう。
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